予防接種打ったのに…水疱瘡にかかった話

保育園の掲示にドキドキする季節

やってきましたね。保育園の掲示板にドキドキする季節が。

インフルエンザ、溶連菌、RS…毎年、ここら辺の病気名がどどーんと書かれ「感染者が出ました」という掲示を見ると、あぁ冬がきたなと実感します。「どうかこのウイルスの波を乗り越えてくれ!」と思いながら、マヌカハニーをなめさせる毎日が始まるのです。

ところが、今年は様子が違いました。今月初めに張り出された病気の掲示には、見慣れぬ二文字『水痘』が。

我が子の世代あたりから、東京都では水疱瘡の予防接種も定期接種になったはずです。なぜ、保育園ではやるのか!予防接種反対派の自然派ママとかがいるのか!?と若干驚きながらも、まぁ我が子はちゃんと2回打ったし、かからないだろうと高をくくっておりました。

タイトルでお分かりの通り、我が子がしっかり罹患したんですけどね。

定期接種に指定されるような重大な病気は、予防接種をすれば絶対にかからない!というものだと思っていました。みんなそう思っているでしょう。

でも、違うんです。かかるんです!予防接種はちゃんと受けました!と保育園の先生や、クラスの保護者の前で主張したいです…

 

はじまりは、虫刺され?

水疱瘡にかかると思っていないので、保育園の掲示をみた夜に子供が「おまたがかゆい」と言っていても、カブれたか、虫に刺されたかくらいにしか思わず、適当にムヒを塗ってやり過ごしました。

かゆいって、大人になってもなかなかの苦痛なのですが、子供が言っているとやり過ごしてしまうのはなぜなんでしょうかね。痒くて眠れないときの苦痛といったら大変なものなのに、「適当にムヒを塗る」私は、母として、人としてどうなのだろうか…

朝になってみれば特に「かゆい」の申告もなく、あぁほんとに虫刺されだったのかしら~くらいで普通に外へ遊びに行きました。

状況が変わったのは、夜、お風呂に入る時。洋服を脱がせると、なんと、背中に赤いぽつぽつが発生している。ダニに食われたとしか思えない量です。

この時に思い出したのが、前日に保育園で見た「水痘」の文字。予防接種打ったのに…!

 

診断と発熱

我が家の近くの小児皮膚科は日曜日もやっているので、午前中に「水疱瘡疑いなのですが~」と一本TELを入れてから向かいました。日曜日にやっている病院がほとんどないので、かなり混んでいるのですが、受付で「水疱瘡の~」と言ったら別室に通してくださいました。

この時くらいから、37度くらいの熱が出始め、症状をみた先生も一瞬で「あ、水疱瘡」という診断。

ヘルペスウイルスを抑える薬や塗り薬、念のための解熱剤をもらって帰りました。このヘルペスウイルスを抑える薬、子どもによるととても苦いようで、夜にコンビニまでチョコアイスを買いに行く羽目になりました…皆様もお気を付けください。

「予防接種していたから、熱も出ず元気だった」「軽く済んだ」などのネットでの記事とは裏腹に、我が子は38度まで熱が上がり、少し大変な水疱瘡となりました。

 

登園許可まで、意外と長い

水痘の登園許可をもらうためには「湿疹?がすべてかさぶたになっている」という条件をクリアせねばなりません。

後からどんどん増えていく湿疹がすべてかさぶたになるまで登園できないなんて!仕方がないこととはいえ、ちょっとつらいですね。

そういう時こその、フローレンス。水疱瘡は保育OKの病気だったので、登園許可が出るまでの何日かお世話をお願いしました。今回初めて遭遇したのは「研修生の受け入れ」。朝ピンポンがなってインターフォンを見ると、なぜか2名いてちょっと驚きました。

「研修です。午後からは研修生が一人になります」というような説明もあり、そのまま引き渡ししましたが、事前に一言あるとうれしいよなぁと思いました(どっかに書いてあったかもしれないですが)。

まぁベテランさんが前半いてくれるなら、それはそれでお得かな!研修生なら一生懸命やってくれそうだな!的なね。ポジティブに。

 

一週間保育園を休んだ子供は、パワー全開。週明けには元気に登園できましたとさ。

フローレンスさんによると、どうも子供の症状は相当軽かったようです。熱は出てしまいましたが、湿疹があれだけの量で済んだ&一生モノの抗体をGETできたと思えば、まぁ良い経験だったのかなと思います。繁忙期じゃなくてよかったです。

 

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