シングルマザー ドクターイエローを見に行く!

ドクターイエローは幻か?

あかちゃん本舗で安くなっていた「とれたんず」というJRの電車キャラクターのTシャツを買ったところ、「こまち」に魅了された我が子。

魅了されたが吉日?保育園の上のクラスのお兄さんお姉さんからの教育もあり、「はやぶさ」「かがやき」「つばさ」などどんどん覚えていきました。

いちばん好きなのは、大人気「ドクターイエロー」!靴下、プラモデル、なんでも買うのはドクターイエローです。

子どもは大好きですが、私はそうでもなく、見れたらラッキーな幻の新幹線くらいの認識。「いつか見れたらいいねぇ」と適当に濁していました。もちろん、我が家は新幹線の線路沿線などにはなく、「いつか」はいつまでもやってこないと思いつつ・・・(大人がよくやる手口です)

でも、「いつか」は意外と早くやってきました。

本当にたまたま思いついて、仕事帰りの電車で「ドクターイエロー 走行日」と検索したところ、親切な方が走行日を予測して記事化してくださっていたのです。

なんと。

もうこの情報化社会で、ドクターイエローは幻ではなくなっていました。

ただ、幻ではなくなったものの、運行本数が少ないのは今も変わらずで、平日の運行がほとんど。加えて、地方から東京へ帰ってくる上りの運行だと、19時頃に東京駅へ到着するようで、ちょっと時間が遅い。子どもと見に行くには「東京駅 下り」がマストです。

ちょうどラッキーなことに、きたる土日の午前中に東京駅を出発する(=下る)ということが判明。このチャンスを逃してはならぬ!と子どもを連れて見に行ってみました

 

車両番号98●を探せ!

我が家から東京駅は電車で20分くらいなので、結構近いです。当日、ワクワクしながらも子どもに「見えない可能性もあるからね」と念押ししつつ出発しました。

一部の親切な方により、幻ではなくなったものの、公開されている走行日はあくまで「予想」。当日に東京駅まで行って、予想されている時間に「回送 98●号」という表示が電光掲示板に出ていなければ、予想が外れたことになります。

ドキドキしながら、子どもを急げ!急げ!と急かしつつ、入場券を買って東海道新幹線のホームへ。幻のドクターイエロー日なんだから、子連れや鉄っちゃんであふれかえっているのでは?と思っていたのですが、東京駅はいつも通りただ混雑。やはり98●を探すしかない。ドキドキドキ。

 

 

あったー!!次の電車は983号。ドクターイエローだ!!

ホームへ上がれば、そこは子連れの山

あれだけドキドキして、やっと見つけてホームへ行くと、そこは子連れの山でした。やっぱり土日の下り日ということで、子どもに見せるならこの日なんでしょうね。「柵から頭や手を出さないでください」「子どもに気を付けて」とずーっと警備員さんの声が響きわたる中、ドクターイエローをついに見ることができました。

 

 

ここで一つ誤算が…最初は、ホームの端っこでドクターイエローの進入を待っていて、「ついに来たー!」という感じで盛り上がったのですが、ドクターイエローは車両が短く、すぐに奥の方へ走って行ってしまったのです。

これでは、止まっているドクターイエローと撮影ができぬ!と焦り、子どもの手を取り一心不乱にホームの奥へ。この時、子どもが綺麗にコケて、「ちょっと、この母親必死すぎない?」と冷ややかな目線を浴びることになりました。結構長い時間停車するので、走らなくても大丈夫です。焦らず、歩いて向かいましょう。

停車中のドクターイエローに近づいてからは、セルフィーしたり、周りの子連れさんに写真を撮ってもらったりして、しっかり思い出も作れました。子どもも、とても喜んでくれてよかったです。私もテンションがあがりました。周りを見ても、子どもが喜んでいるのはもちろん、親御さんも結構感動していて、なんだかほっこりする時間でした。

ドクターイエローがかっこよく警笛を鳴らして出発した後は、ホームを移動して、「はやぶさ」「こまち」「つばさ」を見て帰りました。「はやぶさ」と「こまち」の連結部分が特に人気の場所のようで、子どもが落っこちないようにロープがはられていました。

いつかやりたいを叶えると、ちょっと充実

やってみたいね~いつかできるといいね~と思っていたのに、時間がなかったり、余裕がなかったりしてできなくて、やりたいと思っていたことすら忘れてしまうことが多いですよね。

今回みたいに、やりたい気持ちを忘れる前に、自分で調べて実現させるとなんだかすごい達成感があるなと感じる出来事でした。私がそんな気持ちになったからか、子どもとも「よかったね!」「やったね!」と楽しく過ごせてとても良い日でした。どこかへ行くと、私がイライラしたり怒ってしまったり、はぁ疲れた…となることが多いんですよね…いかんいかん。

毎日、毎週、毎月があっという間に過ぎていきますが、こういう出来事を少しでも増やしていきたいなと思います。

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