個人でやっているブログですので、それほどアクセス数はないのですが、そんな中でも意外とアクセス数があるのが、こちらの記事。
今でも、気持ちはあるんです。クラシックに詳しい私になりたい、そんな邪な気持ち。
ですが、上のページにランディングしてくださった方に申し訳ないくらい、3か月以上たった今も、趣味にできていません。
おいそれと参入できる業界ではなかった。たかーい山がありました。
山① クラシックは映画に近い趣味
音楽だから聞き流しておけばいいよね~くらいの感覚だったのですが、色々調べてみると、どうも曲の中にストーリーがあるらしい。しかも、歌詞がない分、そのストーリーは曲調や音の強弱とかから、リスナーが感じ取らなければならぬのです。(しかもそれが指揮者によって違う。)
幸せな生活⇒フラれて撃沈⇒もう立ち直れない・・・⇒新しい彼氏見つけてハッピー!
みたいな曲があったとしても、私のような素人が家事とか育児とかしながら聞いていると、途中を聞き流しちゃって、ふと気づいたときに「あれ、なんか急に暗くなってない?」みたいな感じになってしまうのです。
これを何回か繰り返して気づいたのは、「あぁクラシック音楽は映画に近いな」ということでした。
とにかく、目の前に座って、その世界に浸って、感じる・・・というのか。
音楽鑑賞というと、BGM的なイメージが強く、片手間に楽しめるかなと思っていたのですが、これはなかなか難しいです。
山② 時間がない
クラシックは1曲40分くらいあり、結構長いです。山①の理由もあり、1曲と真剣に向き合って、イメージして、それがあっているのか確かめるために何度も聞いて・・・とやっていると、時間がいくらあっても足りません。
むしろ、ちょっと勉強に近いというか、修行に近いというか。
映画と同じと考えるのであれば、1曲聞いて、「あー満足満足」という感じで次の曲に行ってしまえばよいのですが、「音楽」となると、なんとなく口ずさめるくらい「覚えたい」という欲望も出てくるので、記憶力の訓練みたいな感じにもなり。
読んでいてお分かりになると思うのですが・・・全然楽しめていないです。はい。
prime musicとかでベストヒットと検索すると、聞いたこともない外国のアーティストがたくさん出てきます。でも、聞き始めると、なんとなく耳に残って、なんとなく口ずさめるようになるんですよね。MAROON5とかね。
なんでクラシック音楽はそうならないのだろう。何度聞いても、学生時代の音楽室を思い出すのだろう。
モーツァルトの演奏を、サロンでうふふあははと聞いていた貴族たちは、私のMAROON5感覚で彼の音楽を聞いていたんでしょうね。初めて聞いたけど耳に残るしいい曲じゃない~みたいな。
それは彼らと生きている時代が違うからなのだろうか。私の耳は、現代の音楽、音階、音色に慣れていて、彼らの時代の文化を受け入れられないのだろうか。
MAROON5気分で(しつこい)、クラシック音楽を楽しめるようになりたいなぁ。
ちょっと解決策を考えてみたいと思います。