何か趣味が欲しいなぁと思い続けて、早30年。
高校生の時にバンドを始めてちょっとはまりましたが、極めるまでには至らず。趣味のない30歳になってしまいました。
読書とか、映画鑑賞とか、どちらも好きですが、時間つぶし程度の感じなので、趣味とは言えないように思います。
人間としての、最低限の文化活動という感じです。
趣味って、「趣味を探そう!」と思って見つけるもんでもないと思うのですが、子どもの成長以外楽しいものがないので、探してみようと重いお尻を持ち上げてみました。
条件は4つ。
・お金がかからない
・歳をとっても一人で楽しめる
・練習よりも、勉強をしたい
・海外に関係していてほしい
子どもが自立したご夫婦が、一緒に海外旅行に行ったりするのにとても憧れていたんですよね~
もう離婚してしまうし、再婚する気もないし、憧れて終わりそうです。残念。
もともと、ひとり旅行OKなので、子供が自立した後に趣味のために旅行する~とか、楽しそうだし、そこを見越して条件を考えました。
あと、スポーツ嫌いで、勉強好きなので、そこも重要ですね。仕事関係の勉強は一向に進まないですが…。
私は、映画やらドラマやらをamazon primeを利用して見ているのですが、最近は、すさんだ心を癒すためにラブコメばかり視聴しておりました。
Two Weeks Noticeとかね。王道ラブコメで、久々に笑いました。トランプ大統領出てるし。
もちろん、日本のラブコメも見ていたのですが、そこで久々に出会ったのが、そう、「のだめカンタービレ」。
ドラマ放送当時は、「笑える~」「千秋先輩、超かっこいい~」「音大行きたい~」程度の感じで見ていた記憶。13年前ですからね。私もまだJKでした。笑える~
この歳になって、再度見てみると、千秋先輩は変わらずかっこいいですが、クラシックの話とか意外とおもしろいんですよね。
作曲の技術や演奏的な話はちんぷんかんぷんですが、作曲者の性格や時代背景、曲のエピソードとかならわかる。
それを知ったうえで、音楽を聞いたら、なかなか面白いのではないか?と。
歴史の勉強にもなるし、ヨーロッパへの旅行のきっかけにもなるし。ほとんどyoutubeで聞けるし!ということで、私の趣味の条件をクリアして、めでたく即決されました。
善は急げ!ということで、まずはどのようにクラシック音楽を趣味にすればよいのか?というところから本で調べました。
読んだのは、飯尾洋一さんという方が書いた、「クラシック音楽のトリセツ」です。
こんな本があるってことは、私のように、さぁクラシック音楽鑑賞を趣味にしよう!という人が多いんですかね。
大人の趣味として、結構サマになりますしね。
書いてある内容をざっと読んだところ、
「好きな曲⇒好きな作曲家or指揮者の流れで世界を広げるのが良い」
ということが分かったので、まずはのだめカンタービレで気になった曲をから始めてみることにしました。
なんかしたり顔でいろいろ書いていますが、この本を読んで初めて、シンフォニーは交響曲、コンツェルトは協奏曲、協奏曲はソロの演奏者がいて、交響曲にはいない、ってのを知りました。
のだめが「先輩とピアノコンツェルトを~」と夢見ていましたが、あぁこういうことだったのね!と今更理解。
私が一番気になっていたのは、千秋先輩が指揮した、どーんって感じで始まるのがとても印象的なあの曲。
はい、曲名がわからない。そんなこと気にしてドラマを見ていなかったので、誰が演奏していたかも覚えていませんでした。
どうしよう、困る。どーんって感じだし、なんとなく、ドヴォルザークとか?そんな感じ?とか勘で探していたのですが、山のようなクラシック音楽一覧からは探し出すことができず。
某Tubeでドラマを早送りで見ながら、何とかその曲のシーンを探し出し、wikipediaで調べ、ようやくたどり着いたのが
「ブラームス 交響曲第一番 ハ長調 作品68」という曲名でした。長い。
ブラームスって、あの音楽室の肖像画で一番にらみを利かせていたあの方ではないでしょうか。こんなところで再開するなんて、ちょっと運命を感じました。
さて、私のクラシック音楽ワールドへの第一歩は、ブラームスになりそうです。うまく歩みだせるのだろうか。
誰も気にしてないと思うけど、つづく!
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