30代半ばシングルマザーの転職事情

3ヶ月で内定するも書類審査に大苦戦

今回の転職活動は私にとって2回目。1回目は私が20代後半、子供が1歳の時に「時短しなくてもフルで働ける就業時間の会社で働きたい」という理由から業界を変更しての転職、今回はMBAの取得&子供が小学校に上がったことに合わせて「世界を股にかけてバリバリ働いて稼げる会社で働きたい」という理由から転職活動を開始しました。いずれもエージェントさんに登録しての活動でしたが、1回目は子持ち女性の転職に強いところ、2回目は求人が多そうな最大手のところ、として目的に合わせて選びました。結果としていずれも3ヶ月くらいで内定が取れたので、作戦としてはよかったのかな。。というところです。ちなみに、今回使ったエージェントさんからは「3ヶ月で内定とれなかったらサービス停止します」と宣告をされました。だいたいそれくらいのスパンで活動して、決まらなかったらちょっと休憩してまた3ヶ月。。という感じになるのだと思います。

今回の転職活動では、とにかく書類が通りませんでした。多分60社近く応募をして、面接まで進んだのは3社、うち内定が出たのは2社という感じでした。応募のタイミングで「子持ちのため就業時間に制限あり」というのを打ち出していたこともあってか、年齢が年齢だったこともあってか、私の職歴がへっぽこだったこともあってか、本当に書類が通らなくて(2回目)。途中から結構やけになって「ちょっとでも興味があったらとりあえず応募」という感じになっていました。いろいろな企業を知ることができたのでまぁ良かったのですが、あの書類落ちを経験すると、中々心が荒むものです。

このタイミングで転職活動しておいて良かったなと思うのは、コロナの影響で面接が全部オンラインだったことです。面接の調整が本当にやりやすかった。最終面接とかになると夜遅いものも多く、企業を訪問しての面接だと子持ちだと中々調整が難しかったりするものですが、オンラインだとそういう心配もないですしね。人の見極めが、双方にとって難しいという点もありますが、この流れは今後も続いてくれると良いなと思います。

正直もっとMBAが効くと思っていた

転職活動中はまだ大学院在学中だったので「卒業見込み」として活動していたのですが、正直もっとMBAって転職に効くと思っていました。30代半ば、子持ち、しょぼい職歴からの収入アップ転職という相当なチャレンジだったので、なんとか箔をつけねばと思っての学位取得でしたが、書類審査ではあまり意味がなかったのかなぁと思います。一方で、書類が通ってからの通過率はそこそこ高かったので、子持ちであることなどを許容してくれた企業さんには面接を通して評価をしてもらえたのかなとは思いますし、そこにはMBAは確実に効いていました。どの企業さんと話をしていても「仕事しながら大学院通うなんてすごいですね」というような印象を持たれることが多く、バイタリティがある、自己成長意欲がある、など私の人となりとしてアピールすべきポイントの大きな根拠を示せていたのだと思います。今までの仕事の内容はもちろん、どんな人物であるかを示すにも、何かしら根拠となるエピソードが必要なのだなという学びを得ました。

内定後働き始めて思うこと

内定をもらった会社から1つを選んで、実際に働き出して思うのは、転職の内定が出る・出ないというのは「タイミング」なんだということです。実際、私が配属された部署は「人が突然辞めてしまってなんともならない」という状況になっていたところに私の応募があり、「とりあえず採用!」的な感じで内定を出してくれたようでした。正直、そういった危機的状況でなければ私なんか採用してもらえてなかったのでは?と思うようなレベルの会社で、かつお給料もアップしたので、本当にタイミングがあったんだなと思います。正直、今までの業務とは全然規模もレベルも違うところに入社してしまった気がしていて、毎日業務を回すのに必死ではあるのですが、この環境に慣れることができたら私のレベルもアップするだろう。。と信じて頑張っています。

シングルマザーでなくとも、転職を迷っている子持ちの皆さん。とにかく書類でバンバン落とされるので、気負いせず、まずは動いてみてください。応募しまくっていると、どこかで良いタイミングが訪れるはず!ともに頑張りましょう!