子どもの写真の整理 フォトブックを作る

子どもの写真の管理はしない?

最近、会社の人と「子どもの写真をどのように管理しているか?」という話題になりました。

撮りっぱなしだったり、外付けハードや各種クラウドにとりあえず保存しとくという感じの方が多く、定期的に整理するという人は少数でした。

かく言う私はというと…毎年フォトアルバムを作っています!ちゃんと整理しています!

アルバムを作ったり、日記を書いたりする作業はもともと苦手で(ブログやっているのに)、長続きしないのですが、子供のアルバムだけはちゃんと続いているのです。冷静に考えると、頑張っています。私。

一年分の写真を一度整理するとなると、結構な作業ボリュームになります。だいたい、一冊作るのに、一か月くらいの編集期間が必要です。そのモチベーションを保っているのは、ズバリ「自分のアルバムを見たことがなくて、親の愛情を疑ったことがある」という経験。

私の両親は、どちらもバリバリ働いていて、中学を過ぎたころからは夜中までどちらも帰宅しないことがザラでした。時代も時代ですし、本当に忙しかったんだと思うのですが、私の子どものときの写真とか、ビデオとかを見せてもらったことがほとんどありません。「母子手帳を確認して予防接種の記録を提出しろ」と学校から言われたのに、親が母子手帳を紛失していたという事件もありました。

写真も、親子の証明である母子手帳もない。多感な時期ですし、結構大きなショックを受けたことを今でも覚えています。

だから、どんなに忙しくても、形あるもので残したいという気持ちが強いんですよね。

子どものアルバムは、フォト本で

毎年作るフォトブックは、カメラのキタムラがやっている「フォト本」というサービスを使っています。

ネット上で、写真の配置やテキストを決めれば、そのまま印刷して届けてくれるサービスです。他のものを使ったことがないので比較できないのですが、とても満足のいくアルバムが作れます。

私が気に入っているポイントは、

①写真の配置のフォーマットがたくさんある

②写真を配置しない、テキストだけのページを作ることができる(毎年最後のページに、子どもへの手紙を書いています)

③フォントや本の綴じ方など、細かい調整ができる

④帯が書ける!

の4つです。

特に④は、毎回考えるのが楽しいところ。できるだけ文庫本のような文章を考えて、作っています。

たとえば、0才の時のフォトブックの帯は

「突然の破水、新米ママの不安定な抱っこ。次々に音連れる危機を乗り越えてたどり着いたのは、公園というワンダーランド。枝、ハト、滑り台、3種類の仲間達と出会い、公園の謎を解き明かすべく○○(子の名前)は今日も公園を闊歩する。首すわりからあんよまで、沢山の初めてが詰まった、大人気シリーズ第一作目」

としました。冒険モノの児童書をイメージした内容です。

離婚した年のはなんと書こうか結構迷いましたが、毎年何を書こうかな~と楽しみにしているところです。

反抗期対策になれば

我が家は母子家庭だし、私も子どもも気が強いので、思春期は大荒れになると想定しています。母と子しかいない家庭だと、喧嘩したときに仲裁する人がおらず、気まずい雰囲気が長引くものです。

そんなときに、毎年作ったフォトブックを読み返せば、子どもも、私も、素直に「ごめんね」が言えるようになるんじゃないかなと思っています。愛情を疑った時にこの本を見れば、「あぁ、大丈夫だ」と安心できるんじゃないかなと思っています。

毎年続けることも、結構大きなポイントになりますよね。子どもが大きくなって写真を撮らせてくれなくなっても、絶対に毎年続けて、どんなに拒否されても愛情を形に残していきたいと思います。

口に出したり、手紙をかいたり。思っていることを形に残して、誰かに伝える尊さを感じる今日この頃です。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です