昔の知り合いを検索する 

たまに迷い込むこんなもんじゃないループ

学生時代の知り合いで活躍している人が何人かいます。私の中での「活躍」とは、Googleで検索をかけたときに予測変換でその人の名前や運営している会社の名前が出てくることです。

何の気なしに、そういえば今はどんな感じなんだろうと検索して、いまも大活躍中だったりすると、「あぁすごい人と一緒に講義に出たりしていたんだなぁ」と思います。

他の記事を見ていただければわかるとおり、私はシングルマザーです。大都会東京で、あくせく働きながら子供を育てています。

化粧水は「ちふれ」だし、洋服はGU。ストレスなのか、頬の吹き出モノがずーっと消えません。学生時代なら見た瞬間に気絶するくらいの体重になって、ヒールの靴も一切履かなくなりました。書いていて辛くなる現状です。ちふれの化粧水は、コスパ最高です。

知り合いが光り輝いていると、一瞬嬉しくなって、そのあと、永遠に「私何やっているんだろう」のループに入ります。

「私だって光り輝けたはずなのに」とどこかで思っているようです。そう思っているということは、どこかで「私も光り輝けるはず!」だとまだ思っているということです。

散々なこの現状で、まだそう思えている自分に気づいて、ちょっと自分が愛おしくなりました。

キラキラママ★なんて特集が組まれて、ケッて思ったりすることもあるけれど、本当は、本当は、私だって心の底からそうなりたい。輝きたいんです。

はたからみたら、一般人のナルシシズムなのですが、こういう気持ちは大事にしないといけないなぁと、今日久々に思いました。活躍している知り合いに万が一遭遇したとき、隣から見上げる人にはなりたくない。○○と学生時代同じサークルだったんだー~とか言いたくない。死んでも言いたくない!

人生一度きりだから、というのは離婚を決意したときにとても意識したことです。やってみたいこと、なりたいもの、全部やらないと。

ナルシシズムを心に生きる


人の努力を後押しするのは、ナルシシズム以外の何物でもないと、30年生きてきて実感しています。

こんなもんじゃないと思い続けると、「なんで私まだこんなところにいるんだろう」とか思う時間が多すぎて病みそうになりますが、まだこの瞬間でも、「こんなもんじゃない」と思えているなら、可能性はある気がする。

結婚して子供を産んだら、幸せになったら、「こんなもんじゃないループ」から逃げ出せると思っていましたが、結婚して子供を産んで、離婚してしまったので、また「こんなもんじゃないループ」の道に戻ってみます。

30年で知ったことはもう一つあって、ループを抜け出すには大変な努力が必要であるという事。

天性のナルシシズムと、後天的に知った「努力」というキーワード。

私の人生を、私は変えられるのか?とりあえず、ダイエットしよ。