あれ食べたい、あのマンガ読みたい、映画見たい...そんな欲望は人間ならだれでも持ちます。
しかし、小さい子供母親は、シングルだろうが、そうでなかろうが、その欲望を90%くらいは実現することができません。
思い立った時に、「あ、でも子供がいるから」と即座にあきらめるようになります。結構、ストレスです。
先日、セブンのおでんがどうしても食べたくて、近所のセブンへ行く事にしました。
雨が降っていたので、外に出られなくて暴れている子供の運動もかねて、カッパを着せて、連れて行きました。
若干大変でしたが、それでも食べたかった。セブンのおでん。
お店に入った瞬間、おでん10%offのポスターや、あの食欲をそそるいい匂いがして、私の頭の中はおでん祭り状態になっていました。
ところが、レジの横のおでんには、「準備中」の文字。泣ける。なぜ。なぜ、今日。
「どうしても食べたい。駅の向こうに、もう一軒セブンがある・・・」
そう一瞬思いましたが、雨の中もう子供は歩けないだろうなぁとあきらめて、食べたくもないお菓子を買って、雨の中帰宅しました。
くだらないことですが、こういう小さな心への衝撃って、なかなか消えず、あぁ独身の時は思い立ったらなんでもできたのに…と思ってしまったりするのです。
子育てをし始めてできなくなったことなんて、考え始めたらキリないんですけどね。子供ができて、子育てをして、楽しいこともその分以上に増えているし。
でもでも、たまに思い出してしまう、独身時代の気ままな生活です。
シングルマザーの場合は、子供を家族に預けてどこかへ気晴らしに...とかもできないので、思い詰めてしまうと辛さが倍増してしまいます。
そうならないように、私は、「金曜日か土曜日の夜は思いっきり夜更かしをする。」と決めています。寝るのはだいたいAM3:00です。
kindleや宅配レンタルした漫画を読んだり、アマゾンのprimeビデオで適当に検索して映画をみたり、ブログを書いたり...
本当に楽しい。次の日も子どもに7:30に起こされますが、それでも楽しい時間です。
この夜更かしを決意するまでは、「次の日も早いし、寝なきゃ」みたいな義務感?に流されて、睡眠は足りているけどふつふつとしている状態が続いていたんですよね。なんだか「子供のために我慢することが義務である」というような気持ちができてしまっていたんです。
「自分が読みたい、見たい、書きたいと思った時に、絶対にそれを実行することができる時間」を少し持てるようになっただけで、かなり気持ちが楽になりました。
そして、スマートフォンがあれば、大概のことができます。TSUTAYAに行かなくても、本屋に行かなくてもぽちっとすればなんでもできる。本当に文明には感謝です。ありがとう、ジョブス。