ディスニー好きとして待ちに待ったファンタジースプリングスとホテルのオープン。予約争奪戦には負けて6月の予約は取れなかったのですが、7月に入って早々行くことができました。今回は大枚をはたきバケパの利用をして、満を持してのインパ。前日はワクワクしすぎで寝られないくらい楽しみで、エリアもホテルも大変素敵でしたが、どちらかというと「行った」ということに満足した感じがあって、心が動く感じがあまりなく、私のディスニー生活はこれで良いのだろうかとなんだか色々考えてしまう訪問となりました。
ロイヤルバンケットだけどうしても行きたかったので、我が家には珍しく、早めの動き出し。その結果、午前中には新エリアを回り切ることができました。ファンタジースプリングスマジックを持っていたけど、この時間帯はスタンバイの人がいなかったように思うので、実質エリアはチケット持ちの人貸切だったのではないかなと想像しています。
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8:00
ファンタジースプリングスホテルのロビー着 →ベルデスクで荷物の預け入れと宿泊証明GET
8:15
ホテルしたのファンタジースプリングスホテルエントランスからインパ
12:00のロイヤルバンケット予約 ※後に11:30へ予約変更
8:30
ファンタジースプリングスマジックを使って、新エリアの乗り物を制覇
10:00
乗り物を乗り終え、ドリンクチケットでラプンツェルのドリンクを飲む→ギフトショップへ
10:30
一旦パークから出て、買い物したものをホテルに預けに戻る
11:30
ロイヤルバンケットで食事→その後ファンタジースプリングスを出て他のエリアへ
楽しみにしていたライドにも乗れ、レストランでも美味しい食事を取れ、ファンタジースプリングスをしっかり満喫できたのですが、なんだか「全部のライドに乗った」という事実を得るためにパタパタ走り回った感じで、心が満たされる感じとか、湧き上がる嬉しさとかが一切なかったのが印象的でした。暑くてエリアを楽しむ気持ちが持てなかったというのもあるかもしれないですが、インフルエンサーのYoutubeやテレビで見たものを自分も体験できたという、もしかしたら「安心」に近い気持ちを持っていたかもしれません。自分が思っているよりも自分の心が「私だって先頭集団に負けていない」という負けず嫌いや、「全部今日やり切らなきゃ」という焦りに侵されているのかもと気づいた1日でした。私は、なんのためにディスニーに来ているのだろう。。
日々の暮らしを振り返ってみると、仕事・家いずれでも大量のタスクや時間管理、金勘定に追われ、とにかく効率、効率、急いで!・・・と毎日焦って生きているように思います。そんな暮らしのご褒美にディズニーに来ているハズなのに、結局ディズニーでも待ち時間と移動時間の計算とお金に追われて、できる限り多くのライドに乗るという山積みのタスクを消化いるという事実。そこから解放されたら私は純粋な心で「あー楽しい」と思えるようにも思うのだけど、「また来たらいいじゃん」って思えないのは、なぜなのだろう。もしかしたら、自分の能力(精神、体力、金銭全て)に対して、背伸びしすぎなのかもしれない。背伸びって普通にしていたら見られない景色が見えるし、この景色を普通にできるように頑張るぞとモチベーションになったりするから、できるところでは頑張ってやってきたけど、高額のバケパの利用はもちろん、働き方とか、暮らし方とか、最近ちょっと無理しすぎなのかもなとも思えてきた。
私は負けん気と根性で生きていたけど、楽しみ上手に戻るために、心を満たせるようになるために、そろそろ身の丈を知るっていうステップに進むべきなのかもしれない。ファンタジースプリングスの訪問にあたってこんなこと考えるなんて暗すぎる、私。背伸びなんか関係なく、生来、楽しみ下手だったのではないか?とも思える現象である。