歯科矯正を始めましたー小学3年生

大人の歯が生えてきて出っ歯になる

幼児の時にはあまり気にならなかった我が子の歯並び。前歯の生え替わりが始まったところ、歯がとても大きく、前に出ている感じが強まってきました。気がつくと口も閉じなくて、どの写真も前歯がウサギのようにチラッと見えてしまうのです。コロナのマスク生活もあって、子供自身もそれほど気にはしていなかったのですが、ある時「友達から歯が出ているから『ねずみちゃん』と呼ばれることがある」という話をされ、これはちょっとこれはなんとかしないといけないかもなーということで、近所の矯正専門医のリサーチをスタートしました。

大体どの矯正歯科でも完了までは100万円くらいかかる

ママ友がいない私は、リサーチといってもネット検索&Google Mapの口コミを見るくらいしかできません。ただ、コンビニよりも歯科医院が多い・・・などと言われる昨今、どの病院も患者の奪い合いなのか、比較的ウェブサイトの情報が充実していて、小学生から始める場合の費用感、手法などを勉強することができました。大体どこも費用は100万円くらいかかるのだなとか、小学生の場合は初めからワイヤーはつけず、まずは夜だけのマウスピースやヘッドギアなどの器具を使って行くのだなとか。私は中学生から矯正を始めたので、小学生からすべきなのか?については色々悩みもあったのですが、結果かかる金額がそれほど変わらないなら、早いうちからできたほうが良いのかなと決意することができました。

「近さ」と「感じの良さ」で病院決定

矯正歯科となると、毎月通院が必須になります。基本的に週末にしかかかることができないので、通院に不便な病院を選んでしまうとそれだけで休みが半日潰れてしまう可能性も。そんなことを何年も続けるわけにはいかないので、「近さ」は外せないポイントです。加えて、高額を支払い、かつ長いお付き合いになる矯正歯科となると、「質問しにくい」「相談しにくい」などの心理的な負担を感じる病院にはかかりたくないですよね。今回選んだ病院は電話予約のタイミングから、比較的親身に話を聞いてくれて、費用についても明確に提示いただけたことも高得点でした。今通っている病院は少しだけ、他の病院よりも費用が高めの設定だったのですが、色々総合的に判断して決定となった次第です。

今はヘッドギア装着中、効果はまだ見えない

通い始めて半年ほど経ちました。我が子は「出っ歯」であることから、ファーストステップとして、夜にヘッドギアという器具をつけて寝るということを毎日しています。ヘッドギアはこんな感じの器具で、ワイヤーとそれを首の後ろから引っ張る器具の2つがセットになっています。ワイヤーは一番奥の歯につけた金属の器具に刺して装着するような感じで、今では子供一人でつけられています。

こんな感じの器具です。装着イメージは一番上のヒトカゲを参照ください

正直、まだ出っ歯が治った!という感じは全くないですし、どの写真を見てもまだ子供の口から歯がこんにちはしています。先生からも、まずは骨格の治療だからということで説明はされており、納得もしているのですが、「早く口の中に歯が治ってくれないかしら」とも思ったりはしますね・・・急がば回れという言葉の通り、まずは毎日ちゃんとヘッドギアをつけるということを忘れずにしていきたいと思います!

ちなみに、私は中学生で矯正をして一定歯並びは良くなったのですが、崩れたり隙間が目立ってきたりということもあってつい最近、気になるところのみセラミック矯正をしました。色々と悪い噂も多いセラミック矯正ですが、結果的には見た目が綺麗になってよかったなぁと思っているところです。そういうのを考えると、子供の時にいくら直しても、その後どうなっていくか分からないですし、歯列矯正というのは長い目で取り組むべきものなんだろうなと思っています。

余談:歯並びは誰の遺伝?

これはシングルペアレントあるあるかもしれませんが、歯並びや骨格、爪の形や髪の生え方など、「これは私とは違う」ということに目ざとく気づくように思います。そして離婚した相手やその親の細かなパーツを思い出しては、遺伝ってすごいなぁと感心するとともに、「変なこと遺伝させやがって!」とか思ってしまう悪循環。子供は「ここはパパに似ているね」というと喜ぶので、父親との繋がりが遺伝子レベルで分かることは子供本人にとっては嬉しいことなのでしょうが、日々育てながら、色々な事象に苦心しているこちらからすると、なんとも複雑なものです。

その後の記事を公開しました:3年生、歯列矯正の進捗ーワイヤーを付けた