初めてのシネマコンサート -スターウォーズ-

台風一過の有楽町でオーケストラ

10月12日、大きな台風が全国を襲いましたね。事前の報道にドキドキしてちょっと買いだめしたり、窓ガラスにテープを貼ったりしましたが、我が家は大きな被害なく乗り切ることができました。被害のあった地域を微力ならがらサポートできるよう、食べて応援をしていきたいと思います。長野のりんごは日本一だと思う!

翌日の10月13日は台風一過の晴天。面会日だったこの日、台風の影響で一時間遅れで開催されることが決まった「STAR WARS フォースの覚醒 in consert」へ行ってきました。俗にいう、シネマコンサートというものです。以前、ちらっとクラシック音楽を趣味にしたい!と思った時期があったのですが、とにかく難しくて全然趣味化できておらず…自分の好きなものと関わっているなら興味が持てるかも?とチケットを取っていたのでした。これも、台風の影響で来られなかった方がたくさんいたようです。こういう興行に行くには、東京に出るしかなかった地方暮らしの悲しさを思い出しました。

話を戻して。

シネマコンサートというのは、ざっと説明すると、人気映画に合わせて、全てのBGMをプロオーケストラが演奏してくれるというなんとも贅沢なコンサートです。映画を見るとはいえ、チケットは8,000円くらいします。クラシックコンサートとしての扱いということですかね。公演時間は、休憩を入れて2時間半ちょっと。同時期に公演していた「最後のジェダイ」の方は、元の映画も長いので3時間くらいの公演時間になっていたようです。映画で休憩あるとか、タイタニック的!

迫力を感じたいなら、S席へ!

初めてのシネマコンサート。楽しいかどうかもわからないので、私はA席という一番価格の低いところでチケットを予約しました。会場は、かなりキャパシティのある国際フォーラムのAホール。かろうじて1階席ではありましたが、とにかく後ろの方、字幕読めるかしら?と思うくらい舞台が遠かったです。(結果として、字幕はちゃんと見えました)

席が遠かったからなのか、私がSTAR WARSのファンだからなのか分かりませんが、上演時間中は、あまり意識してオーケストラの演奏を聴くことがありませんでした。「演奏を聴く」よりも「映画を見る」が優先されてしまった感じです。隣にいた女の子も幕間に言っていましたが、演奏が上手すぎて、映画と一体化するんですよね。オーケストラをオケとして聴きたいのであれば、オケにもっと近い前の席の方が良かったのだと思います。

嬉しいミスとエンドロールの素晴らしさ

演奏が上手過ぎて、なんの違和感もなく映画に没頭していましたが、最後の最後、ちょっと大事なシーンで音を外したプレイヤーがいまして…「あー!この場でオーケストラが演奏してくれていたんだったわ!」とそこでようやく実感できました。あまりにも私にとって良いタイミングの出来事だったので、もともと予定されていたんじゃないの?と思ってしまうくらい。のちにTwitterを見てみると、「あんな大事なシーンで音を外すなんて!」と怒っておられるような方もいましたが、私としては、思い出深い体験となりました。

ちなみに、演奏はエンドロールが終わるまで続くのですが、何も見る物がないと演奏に耳がいくもので。聴けば聴くほど、迫力のある演奏でとにかく濃い数分間となりました。今思い出しても、いいエンドロールだった…

きっかけとしてはいいけれど、音楽鑑賞するならやっぱり映画はないほうが良いですよねー。

客層と今後のシネコン活動

客層はとにかく幅広い。子供から、大人まで。おひとり様から家族まで。クラシックのコンサートとはいえ、とてもカジュアルなもののようで、皆さん平服できていました。スターウォーズの場合、キャラクターのコスプレをしてくる方もおられるようです。「こんな服で良いのかな?」と一瞬悩みましたが、全然服装について気にせずOKです。

音楽鑑賞には向かないと思いつつ、ちょっといつもと違う体験ができる「シネマコンサート」、すっかり魅了されてしまいました。帰りがけにもらったリーフレットに「美女と野獣」のコンサートのチラシが入っていたので、早速抽選申し込みをしました!なんとこの美女と野獣の方は、あの言わずと知れたディズニー映画の作曲家アランメンケン氏ご本人がいらっしゃるそうで…かなりの倍率だと思うのですが、当たると良いです!

スターウォーズの音楽を作曲しているジョンウィリアムズ氏はもう90歳近いようで、来日公演はないだろうな。残念。アランメンケンには、そうなる前に会いたい!

☆美女と野獣コンサートでアランメンケンに感動した記事!

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