もうすぐ年中さんになるし、そろそろひらがなを教えた方がいいのかなぁとふと思い立ったのが3ヶ月ほど前。
はて、どうやって教えれば良いのか…そもそもわたしはどうやって覚えたのだ?
ひらがなを覚えるために、どんなことをやったのかなんて、全く記憶にございません。もっというなら、アルファベットをどうやって覚えたのかの記憶もない…
どうしたもんか、と悩み本屋に立ち寄ったわたしは、幼児コーナーにあった公文の「はじめてのひらがな」というワークを買うことにしました。
この「はじめてのひらがな」ですが、対象年齢にはしっかりと「2歳から」の文字が。なんと。2歳から文字の練習をする子供がいるのですね。
焦ってネットで検索すると、「3歳のうちの子はもう読める漢字もある」「ひらがなの読み書きくらい完璧」というような書き込みがたくさん出てきました…本当か!?
よくよく調べてみると、だいたい幼稚園に入園して教えてもらう子供が多いようで、3歳〜4歳あたりがお勉強を始めるピークのようです。ちょっと安心しました。
保育園の連絡帳でも、本当につい最近、「ひらがなに興味を持つ子が増えてきました。おうちでも興味を持つようだったら、一緒にお勉強してください」との案内が。年少さんくらいにスタートしていれば、問題なさそうですね。
トイレトレーニングのように、本人がやる気を出さないと、お勉強系もなかなか進まないとは思うのですが、きっかけを与えるのは親の役目だと思うので、最低限、そこはしてあげた方が良いんだろうなぁ。
フルタイムで働く母子家庭の我が家は、帰宅する18:30から、ご飯を食べて、お風呂に入って、21:30には部屋を暗くするという怒涛のリズムで生活をこなしていました。
このタイムスケジュールに「ワークをやる」という時間を入れ込むことが、結構難儀でした。色々悩んで、検討した結果、「お風呂に入った後にワークタイムを作り、22:00までに寝る」というところに落ち着きました。
ワークをさせる時間分、睡眠時間が短くなったということです!
良いのかこれで…と思いつつも、21:30に部屋を暗くしたところで、22:00までは寝ない子供だったので、有意義に時間を使おう!という言い訳のもとこのようにすることにしました。
週末にまとめてやっても良いのですが、どうせやるなら「毎日ちょっとずつ鉛筆を握る」「静かに座って物事を進める時間を作る」というお勉強習慣をつけたかったんですよね。
まぁ実際には、22:00就寝ルールも守れない日があり、週に5日くらいしかワークを出来ていなかったりするのですが。
重要な「はじめてのひらがな」の中身ですが、こちらに関しては本当によく出来ていました。
1シート裏表の2ページで、表面→線を引く練習、裏面→そのシートの課題になっている1文字をなぞって書く、という構成を50音分繰り返していきます。1ページできたら、付属のシール帳にシールを貼っていく感じです。
子供は「できたらシールを貼る」というのにとにかく魅了されやすい生き物のようで、毎日このシール貼りを楽しみにしています。
内容もそんなに難しくなく、絵柄も可愛いので、子供も楽しんでやっていました。「1日に3枚やる!(=3枚シール貼る!)」という気合いのもと、どんどん進んでいって、1冊(¥660+税)があっという間に終わります。
シリーズは、「はじめてのひらがな1集」から始まり、「はじめてのひらがな2集」、「やさしいひらがな1集」「やさしいひらがな2集」と進んでいきますが、結構内容が重複しているところも多く感じました。
あっという間に終わってしまうし、同じようなことを何度も繰り返すので、順番にワークを買い足すのがもったいなくなって、一冊飛ばしてやらせたこともあったのですが、そうすると、途端に難しくなり、本人のやる気も激減。結局飛ばしたワークに戻って進めることになりました…下心はいかんですね。
内容の重複も、簡単さも、子どものやる気に合わせて作られているという意味で、本当によくできているなぁ、商売上手だなぁと感じます。
ちなみに、我が家は、毎日1枚ずつとはいかず、3枚やったり、休んだりを繰り返しつつ、1ヶ月に1冊くらいのペースで進んでいます。読むのはできるようになってきて、街中の看板や広告を見るのが楽しいようです。
ただ、書くのはまだまだ難しそう。
よく子供が「し」や「よ」を反転させて書いたりしていますが、我が子にも同じようなことが起きています。なぞるのはできても、何もないところに書くとき、どっちに曲って良いのかがよくわからないみたいですね。
こんなところで迷うのかぁと、親として新しい発見もあり興味深いです。
サンタさんへの欲しいものリクエストを書かせる事を目標にしていましたが、それは来年のお楽しみという事で!
「ひらがななんて、気がつけば読めていたし書けていた」ということに自分の中ではなっていますが、誰か(おそらく親や先生)に教えてもらったから読んだり書いたりできるようになったはず。我が子も、今、私と一緒にワークをやっている時間なんてすぐに忘れてしまうんでしょうね。
そんな事を思いながら、ちょいちょい喧嘩をしつつ、ひらがなワークを進めています。